からだを動かしたり手遊びをしたり、毎日楽しく遊んでいるよ
4歳になる夏に入園しました。障害がある子ですが、先生方もお友達も自然に普通に接してくれ、多くのイベントにも参加しました。毎日たくさんの刺激で心身共に大きく成長してきています!楽しそうに朝出発し、迎えに行くと様々な遊びをしていて、充実した日々を過ごしています。入園してよかったと心から感謝しています。
ーお母さまよりー
お友達と毎日好奇心いっぱいに、いろいろな事にチャレンジしています
保活時、医療的ケアがある娘を預けて働きたいなんて許されないのかな…と罪悪感を感じたこともありました。しかし、いざ保育園と児童発達支援教室に通ってみると、娘の変化に驚くことばかりです。 入園から1年半経った今では「保育園行くよー」と声をかけると、キラキラの笑顔で大歓声を上げる娘を見て、園が本当に楽しい場所になっていることを感じます。1日の過ごし方のリズム、食事、睡眠、娘との関わり方などを先生たちと一緒に全力で考え、発達的変化を喜びながら、“預ける”と”発達“を両立させています。
ーお母さまよりー
入園から4ヶ月、仲間によく名前を呼ばれながら、楽しく活動しています
医療的ケア児とその家族にとって難しいといわれている家庭以外の居場所作りを、ろぜっと保育園との出会いが可能にしてくれました。地域・社会での活動の一歩を踏み出せたこと、大変感謝しています。
ーお母さまよりー
CV(=中心静脈カテーテルの一種)刺入部に注意は必要ですが、他の子と一緒に元気に走り回っています。
ー看護師よりー
就学に向けて、自分でケアができるようになったよ
0歳児からお世話になり、毎日たくさんの友達や先生方に囲まれて充実した園生活を送っています。障がいがあっても様々な経験ができるよう、その子にあった関わり方を模索していただいていることに感謝しています。息子にとっては、その経験が将来の糧になっていくと思います。
ーお母さまよりー
鬼ごっこやボール遊び(野球は打つのも投げるのもうまいです)をみんなと一緒に楽しんでいます。
ー保育士よりー
「子どもらしく育てる」
そら君の保護者様からのお便り
そらくん(2歳児)
筋疾患・人工呼吸器・経管栄養(鼻)→胃ろう・喀痰吸引
初めてろぜっと保育園に伺った日
保育園に入ることは絶望的と言われていた呼吸器っこのそらを、あたたかく受け入れてくださるだけでも涙が止まらない私でしたが、さらに、「子どもなんだから、早寝早起きして、起きているときにご飯を食べなきゃダメよ」と園長先生から言われた時の衝撃は、今でも忘れられません。
それまでは、「呼吸状態に神経を研ぎ澄ませて吸引する」「(寝ていようが)定時に注入する」「モニターの数値に気を付ける」…そらという医療的ケア児を「管理」して、命をつなぐことで頭がいっぱいでした。
ろぜっと保育園との出会い、そして保育園での生活は、そらが医療的ケア児であっても、「子どもは子どもらしく育てる」ということを教えてくださいました。
私の子育ては、ろぜっと保育園に出会って初めてスタートできたように思います。
そらくんの絵(5歳児の時)
「身体」と「心」をたくさん動かす日々
園生活では、思いっきり「子ども」として育てていただきました。頑張ったときには褒め、悪いことをすると叱っていただきました。活動も他の子となるべく一緒にできるよう、リトミックではオリジナルのポーズを考えたり道具を使ってくださったり、プールの日には皆の隣で桶に浸かって水遊びをしました。工作やクッキングなどもたくさん経験しました。
家族だけだと、どうしても日々の医療的ケアや身体介助だけで疲れ果ててしまいます。そらは、保育士の先生方、看護師皆さん、そしてお友だち…たくさんの人の関わりの中で、「身体」と「心」をたくさん動かしていただきました。
その中で、身体が丈夫になっていき、同時に「自分でやりたい」「一緒にやりたい」という気持ちも育てていただきました。
そらくん(2年生)
現在は…特別支援学校小学部2年生になりました
保育園仕込みの「早寝早起き」は今でもしっかり身につき、お陰様でとても元気です。体調不良で休むことはほぼなく、毎日楽しく学校に通っています。
先生やお友だちに囲まれて「教育」を受ける中で、ひらがなや漢字を扱い、時計を読めるようになりました。
泣いている下級生を「大丈夫だよ」と慰めたり、「雨が降っているから気を付けてね」と声をかけてくれたり、人とかかわることが大好きな子に育っています。保育園での生活がなかったら、今のそらはいません。本当に感謝しています。